ロッテからソフトバンクに新加入したロベルト・オスナ投手(28)が9日、宮崎春季キャンプで初めてブルペンを使って練習を行った。甲斐を相手に、捕手が立った状態で約20球。本来の位置より少し前に座った状態で約20球を投げ込んだ。直球を中心にツーシーム、カットボール、チェンジアップなどの変化球も交え、練習後には甲斐としばらく話し込んでいた。

オスナ本人としては、マウンドの傾斜を使って投球動作を確認したキャッチボールの延長のようなもので、まだ「投球練習」には至っていないというが、力強いボールは米大リーグでセーブ王経験のある実力を感じさせるには十分だった。