開幕ローテ入りを狙う阪神西純矢投手が今季初の実戦形式となるシート打撃に登板し、上々の仕上がりをみせた。

佐藤輝明内野手に中越えの1発を許したものの、自己最速タイの154キロ直球を軸に、習得中のツーシームやカットボールも3球ずつ試投。「すごい手応えはあった。本塁打はありましたけど、全体的には自分のやりたいことや投げたいボールも投げられましたし、いいシート打撃になった」と振り返った。

○…加治屋蓮投手が直球で3つの見逃し三振を奪った。梅野には外角への151キロで封じ、ノイジー、ミエセスの両外国人にも外へ力強い直球を投げ込んで見逃し三振を奪った。「自分の感触としてはすごく良かった。右打者に対してはいい真っすぐが外にバンバン決まっていた。自分のいい感触と合っている球が多かった。ここまではしっかりとできている」と好感触だった。