西武A班(1軍)の宮崎・南郷キャンプが第2クールに入った11日、日米通算170勝のOB松坂大輔氏(42)が臨時投手コーチとして指導した。最初のあいさつで「バッティングは得意なので何でも聞いてください」とつかみで笑わせ、ブルペンでは大曲や佐藤ら若手投手たちにしっかりアドバイス。「またやりたいな~という気持ちを持ちつつ見させてもらいました」と笑顔を見せた。
若獅子の反応もビビッドだった。大曲は松坂氏が甲子園春夏連覇を達成した98年生まれ。「コマ送りの連続写真を見たり、野球っていったら松坂さんでした」という憧れの存在にスライダーを教わった。00年生まれの渡辺は「明日の投球練習でスライダーを教わりたいですとお願いしました」と“予約”まで入った。
教えるだけではない。懐かしの南郷を訪れ、あらためて思う。「結局は自分がうまくなるために今を見ているような気はしますね。引退はしましたけど、また野球がうまくなるヒントみたいなのを探しながら」。平成の怪物として名をあげた夏から25年。「年齢は関係ありませんね」。刺激し合いながら、14日までコーチを務める。【金子真仁】



