日本ハム吉田輝星投手(22)が開幕ローテ入りに向けて猛アピールを決めた。
WBCキューバ代表との練習試合(名護)で先発し、3回1安打無失点、3奪三振で、この日の最速は148キロ。初回2死からはグラシアルを空振り三振、2回はデスパイネを遊ゴロと、日本球界を熟知する元ソフトバンクの強打者コンビも完璧に抑え込んだ。「グラシアルから三振を取った球は去年も三振を取れているような感覚の球だった。ああいうボールを常に投げられるような精度にしていきたい」と振り返った。
今季は“地球の力”を生かす、新たなフォームに取り組んでいる。左足をより遠くへ踏み込み「左膝がつぶれないように。ブルペンが硬いので、地面の力を利用すれば球速も出てくるのかなと」。この日に関しては「あまりつぶれていなかった。もう少しバランスよくできれば(内野安打の)あの打球も取れたと思う」と、完成形を思い描いた。
先発ローテは開幕投手の加藤貴、上沢、侍ジャパンの伊藤、昨季ノーヒットノーランのポンセは確定。残る枠は1か2。高卒3年目の根本やソフトバンクから新加入の田中正らライバルは多い。建山投手コーチは吉田について「何か1つ、突き抜けるものがあれば」。ひたむきに結果を出し続け、新庄監督のハートを射止める。【永野高輔】



