広島はキャンプ期間中最後の実戦で大勝した。守備の乱れから4点を先制されるも、打線がつながった。

主力の秋山や野間、西川がきっちりと結果を残すと、今年オープン戦初先発の田中が2安打。結果が出ていなかった若手にも安打が生まれ、16安打8得点で逆転勝利した。オープン戦初勝利となった新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。

 

-先発陣は順調

「良かったと思う。ナイスピッチングだった。(床田は)投げ終わりの体も問題ないということだった。すごくいい登板だった。アンディ(アンダーソン)はちょっと不運なことが重なった。またしっかり修正して次の機会ということ。(交代は)球数で判断した」

-前日、監督が「内容は良くなっている」と言っていた若手野手にも安打が出た

「昨日は(安打が)4本かな。でも、ヒットの数ではなく、見逃し方や捉え方を見ている。だんだんといい対応をしてきているなと感じていた。スタートで出た選手も、後から出た選手も、みんながいいものを見せてくれた。そんな日だった」

-2回は失策が続いた

「いつも言っているように、ミスは絶対にある。野球はミスをするスポーツだから。ミスが起きた次のプレーや打席、その次が大切。そういうところも見ている。(失策した直後の田中)広輔もナイスバッティングだった」

-田中は右方向への打球

「投球に対して、いい反応をしている。自分が思ってところにバットが出ている」

-昨日は一塁守備にも就いた

「もちろん、どこでもやるということ。ショートだけでなく、サードもファーストも。彼の意気込みを十分感じている。彼にとっても、いい1日になったと思う」

-オープン戦初勝利

「いつも言っているように、勝ち負けは気にしてないけど、勝つにこしたことはない。みんながみんな、いいものを見せてくれた。キャンプ最後のオープン戦かな。いい1日になったと思う」

-キャンプの最後の実戦

「ここまで全員がいいものを見せてくれたと、自分は思っている。森下、床田にしても順調にプラン通りに来ている。若手にしても、中堅にしても、ベテランにしても、みんながみんないいものを見せてくれている。いいんじゃない」

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