侍ジャパン大勢投手が剛速球連発で抜群の仕上がりをアピールした。

同点の8回に同学年で仲の良い湯浅の後を受けて登板。見逃し三振、左飛で2死とすると、ソフトバンク正木を156キロ直球で空振り三振。3者凡退に仕留めた。「（湯浅に）先に3者凡退に抑えられたんで、重圧がある中で投げることになった。負けないように3者凡退で抑えようと思ってました」と“ガチアツリレー”を完成させた。

直球5球は全て150キロ台で平均球速は154・8キロ。球威で押したが「投げミスしてたらダメ」と、高く浮いたフォークを左飛とされた2人目アストゥディーヨへの1球を反省した。松井、栗林、湯浅らと守護神候補に上がるが「悔しいですけど、負けてる部分が多い。自分の持ち味はあると思うのでしっかり出して、自分の勝負ができたら」と大勢流を貫いて、チームのために腕を振る。