汚名返上の一撃だ。日本ハム清宮幸太郎内野手(23)が、阪神戦の6回1死、オープン戦1号となる右越えソロを放った。

前日25日の楽天戦では、6回無死満塁の好機で見逃し三振に倒れ、直後に途中交代。キャンプ中最後の実戦で鬱憤(うっぷん)を晴らし「沖縄で打って帰りたかった。やっぱり気持ちいいですけど内容が大事。結果も内容もともなってくれば」と、さらなる進化を見据えた。

原点回帰が実った。阪神ビーズリーの難しい内角高め152キロ直球をとらえ、右翼席へ運んだ。「ちょっと(バットを)寝かせてみたりしましたけど、きょうは普通にいきました。昨日の試合後に元の感じで打ったら、すごく良い感じになっていた。練習は矯正しながら打って、試合は普通にいこうかなと」と振り返った。

25日の試合後、新庄監督は打撃フォーム変更を試みる清宮について「変えた時はいいけど続かない。これって決めたことをずーっと続けてやってほしい」と指摘。ボスの教え通り、まずは「幸太郎オリジナル」に立ち返り、オープン戦1号につなげた。

キャンプは27日に打ち上げ予定。3月1日からは新球場エスコンフィールド北海道で調整する。14日にはこけら落としとなる西武とのオープン戦もある。「全部が楽しみ。音響だったり電光掲示板がどんな感じなのかとか、演出とか。その辺はまだ見てないので」。南国でつかんだ手応えを、新時代を彩る糧にする。【永野高輔】

○…江越が古巣阪神相手に逆転打を放った。1回に浅間の負傷交代で急きょ途中出場。1点を追う7回1死一、二塁で、左翼線に2点適時二塁打を放つと、送球ミスなども重なり自身も生還した。前日25日の練習前に新庄監督から打撃面でアドバイスを受け「右足を後ろに引きすぎると。ぶれたり引っかけちゃうので、そこを意識してバッティングしたら感覚が良かった」と効果を口にした。

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