そら、ジグザグよ。23年虎開幕ローテの骨格が見えてきた。

岡田阪神の初陣となる3月31日開幕・DeNA戦(京セラドーム大阪)は、青柳が務めることが確実。岡田監督はまだ明言こそしていないが、「逆算したら大体分かるやんか」と大黒柱に託すことを示唆している。オープン戦登板の順番を見る限り、2戦目は昨季9勝の左腕伊藤将、3戦目は昨季右肘手術から復活した才木が濃厚だ。 開幕2カード目となる4月4日からの広島3連戦(マツダスタジアム)は、経験豊富な西勇が1戦目のマウンドに上がる見込み。2戦目は現役ドラフトでソフトバンクから移籍した大竹が有力だ。3戦目には指揮官が大ブレークを期待する西純が向かうとみられる。これで開幕から右投手、左投手が交互に投げるジグザグローテが完成する。 ただ、開幕までまだ3週間ある。不測の事態も考えられ、変更の余地を残す。今春の沖縄・宜野座キャンプでは調子の上がらなかった新外国人ブライアン・ケラー投手(28=レッドソックス3A)も5日の2軍中日戦で4回無失点と好投。1軍でも12日巨人戦に登板予定で、結果次第では逆転滑り込みの可能性もある。

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