WBC優勝の興奮が冷めない中、プロ野球も30日に開幕します。昨年からの戦力補強に加え、侍ジャパンへ主力選手を派遣した各球団への影響は? 2日間にわたり、日刊スポーツ評論家の順位予想をお届けします。まずはパ・リーグ編です。
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◆佐々木主浩氏のパ・リーグ順位予想
1位ソフトバンク
2位西武
3位オリックス
4位楽天
5位ロッテ
6位日本ハム
ソフトバンクは今年も、しっかり補強をした。やはり優勝候補の筆頭となる。特に日本ハムから近藤を獲得したことは大きい。
西武は主砲山川の調子がいいと見ている。投手も1点台というオープン戦の防御率が示す通り、高橋光、今井、松本、隅田ら若い投手が育ってきている。
オリックスはレッドソックスに移籍した吉田の退団が大きい。リーグ2連覇中だが、日本一を達成した翌年はホッとしがちでもある。
楽天は先発投手陣の高齢化が懸念材料。ただし、キャンプで視察した田中将のボールはよかった。2桁勝利はいくはず。残り10勝での名球会入りを待ちたい。
ロッテは、佐々木朗が大人の体になって、1年間ローテーションで回れるかが鍵になる。軸になれるようなら、全体への波及効果も期待できそう。
日本ハムは昨年最下位の割には、補強がもの足りない。近藤が抜けた穴は簡単には埋まらない。