開幕2カード目の4月5日DeNA戦(横浜)での先発が予定される巨人の新外国人左腕ヨアンデル・メンデス投手(28)が、投打の二刀流で上々の調整ぶりを示した。

イースタン・リーグのロッテ戦に先発。2回には2死二、三塁から三塁ベース直撃の2点適時二塁打を浴びるも、テンポよく緩急を交えて打者を揺さぶった。79球を投げて6回4安打2失点にまとめた。「分からない相手に投げている中で、1イニング1イニング調整しながら投げていって、2点取られたけど、いい状態でシーズンを迎えられるんじゃないか」とうなずいた。

感覚を養うためにと5年ぶりに立った打席でも存在感を見せた。2回1死一、二塁ではスリーバントを試みるも失敗に終わったが、2点を追う4回無死満塁、外角よりのスライダーに食らいつき、左前に落とす技あり適時打。「なんとか振っていたら、たまたまヒットになった。いい勉強なったんじゃないかなと思います」と好感触。昨季のメキシカンリーグ最優秀投手に輝いた左腕が、投打で最終調整を終えた。

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