西武の出場選手登録が30日に公示され、ドラフト4位の青山美夏人投手（22＝亜大）も開幕1軍メンバー入りを果たした。
4位指名ながら即戦力右腕との期待に応え、キャンプからアピールを続けてきた。オープン戦も5試合でリリーフし無失点。「与えられたところでしっかり結果を残して、ずっと1軍で投げ続けたいです」とペナント開幕へ意気込んだ。
オープン戦でもカーブがしっかり低めに決まった。「自分ではあんまり通用するって思っていなかったので。優先度的には低いボールなんですけど、思ったより」と結果的に投球の幅が広がっている。
レベルが高い投手陣での開幕1軍入りには「自分がそこにいるのがまだ変な感じして」と苦笑いするものの、どの球種でもストライクが取れる技術で首脳陣の評価を高めている。
中学時代は打者としても評判だったが、投手として最大級の評価をした横浜隼人（神奈川）に進学し、能力を開花させた。同校硬式野球部の公式インスタグラムも「いよいよ青山選手のプロ野球人生がスタートします。青山選手頑張れ!! 部員一同応援しています」と、他のOB選手へと同じようにメッセージを発信した。【金子真仁】
