阪神梅野隆太郎捕手(31)は手負いの状態で12イニングを守り切った。

1点リードで迎えた7回表1死一、二塁、才木が2ボール2ストライクから8番長岡に投じたショートバウンドを懸命に止めた際、右手親指付近を痛めた。1度はベンチに下がったが、再びプレーを続行。延長12回までマスクをかぶり続けた。

「マジで痛かったですけど、あれを止めていなかったら逆転されていたかもしれない。チームのためにも止められて良かった」

11回にはショートバウンド送球で二盗を許す場面もあった。

「腫れはあったけど、なんとか自分のゲームなんで最後までと思って。痛いままでしたけど、進む中で少しずつ良くなってきたので、なんとか最後までかぶりきれて良かった」

11日からの敵地巨人戦出場に向けては「次は大丈夫だと思います。骨に異常はなさそうで良かった」と言葉に力を込めた。

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