阪神が今季初の引き分けで単独首位浮上のチャンスを逃した。1-1で延長12回までもつれたが、試合を決めることができなかった。打線は今カード3試合で1点ずつしかとれず、34イニング連続で適時打なしと苦戦が続く。
岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
-中継ぎ陣がよくしのいだ
「まあ、なあ。まあ、なんとも言えんよな、ほんま」
-打線はあと1本というところだった
「うーん。初回からやからな。結局。三振はなんにも起きんもんな。ほんと。ボテボテでも打てと思うけど」
-佐藤輝は早くいいところでの1本が欲しい
「いやあ、そら、お前。みんなそうやけどな。余計に目立つわな。あそこでチャンスが回ってくるからな、結局は」
-先発で崩したかった
「まあ初回やな。まずなあ。初回もそうやし、何回もチャンスあったけどなあ。どっかで1本出ていたら、そら違った展開になっていると思うけどな」
-佐藤輝を見てどういう風に思うか
「えっ、いや、どういう風にって? 見ての通りよ。そら。結果が出ないんやからさあ」
-タイミングの取り方も遅い
「いや、もうそれはずっとよ。ずっと言い続けていることやから。渡辺(諒)がいないんよ。それだけよ。ちょうど熱が出て」
-渡辺がいたら外してもおかしくない状態か?
「そら打てんかったら外すよ。しゃあない」
-下位打線はここ何日か入れ替えている
「下位打線やからな」
-期待するのは上位打線
「そら当たり前やん。ずっと出しているわけやから。今シーズン初めて出るやつとかな、昨日今日で、木浪は3本打って、機能してるやんか。やっぱり、打つべき人が打たんと、試合というのはいい流れにならんよ、それは」
-才木はいい投球
「良かった、そらねえ。まあなあ、もう1人、あそこなあ」
-あそこは任せるところ
「いやいや、追い越されるまではいかすつもりやったよ。あの回」
-同点で止めたのは大きい
「まあ大きかったよ。それは先にいいに行かしたから。追い越されるまで才木でいくからっていうのはな」
-リリーフ陣もこういう試合を抑えることで上がってくる
「いやいや、岩崎もだいぶ状態上がってきたよな。だいぶな、あの辺が、石井にしてもね、湯浅にしてもね、ある程度いけるというな、調子も戻ってきたしな、あの辺は」
-3試合を通して村上に打たせなかった。バッテリーの対策がうまくいっている
「それはバッテリーコーチに聞けよ、そこまでオレも頭回らんわ、そんなもん、お前(笑い)。そこまでやったら、しんどい」
-相手の主砲を抑えることは今後に向けても
「今後ていうか、でも結局打たれたらあかんバッターやんか、一緒やんか、上位打線とそれのな、やっぱり打つべき人が打ったらチームは勝てるということやんか。そのために4番とかクリーンアップに置くわけやからさ、チームとしては。やっぱりその辺が打ったらチームは盛り上がるしな、たまにやで、下位打線が打ってヒーローなるとか、そんなんホントたまにやんか、いつもいつもそうじゃないよ、やっぱりな、打つべき人が打たんと、なかなか長いシーズンいい流れでいかんよ、それはな、やっぱりな」
-開幕から3カード終わった。緊迫した試合が続いている
「緊迫してる? そう。オレには見えんな、緊迫してるようにはな。そら、両方ヒットが出んとかなあ、完璧な投手戦やったら、そういうのが緊迫のゲームて言うけど、まあ、もうなあ、どっちかって言うと拙攻のゲームやんか。まあ、これは両方かも分からんけどもな。それはピッチャーがしのいで、しのいでのこういう展開やからな。そら、相手も思うてんちゃう? ノーアウトサードでなあ、クリーンアップで点入らんていうのは考えられへんことやんか。でも、そういうことが起きるんよな。まだ、この、チームが落ち着いてないからやろ。だから、打つべき人が打ってないから、こういうゲーム展開になるだけであって。そんな簡単なことや。緊迫したゲームちゃうよ、お前。もう、お前、遊んどってもええゲームやんか、オレらも。もう打たれるなあ、もう打つなあと思うてんのが、ずっと12回続いたんや、お前、せやろ」
-森下はヤクルト先発吉村との兼ね合いで外したのかか
「いやいや、今日も外すつもりやったよ。板山もヒットが出てなかったからな。三振ばかりしてるからな、1本くらい打たしてやろかなと思ったけど、あかんかったなあ。ほんまにもう。まあ別にそんなん、使う、使わんとかそういう問題じゃなしに、1年間ね、ベンチ入りのみんなでやっていかなあかんわけやから。まあ木浪もな、今日ヒット出たしな。東京ドームからまた小幡でいくつもりやったけど、また考えなあかんな。そらあ打ってる人は代えられんからな。でも打たん人は代えれるよ。チームとして機能せなあかんからな、やっぱり」
-ヤクルトの投手がいい
「ヤクルト、ピッチャーいい。ホンマええよな。何であんな球、速なったん。ホンマ不思議やなあ。誰か1点取られたらズルズルいきそうやけどな。取られへんよなあ、ホンマに」