阪神が、今季初の巨人戦に完敗した。

1回、先発の西勇輝投手(32)が先制点を許した。その後は粘ったが、7回に2失点。8回に3番手の浜地が中田翔、大城卓にそれぞれ2ランを打たれダメを押された。打線も、巨人戸郷の前に7回まで無得点。8回、代わった高梨から1点を返すのがやっとで、5連敗していた巨人に白星を献上した。岡田彰布監督(65)の試合後の一問一答は以下の通り。

-打線がまず…

「(苦笑しながら)打てんなあ。差し込まれるばっかり、ポップフライばっかりやもんな、フライが」

-戸郷も状態は良いほうだったと思うが?

「思ったよりもストレートが多かったよなあ、きょうは。うーん、前半からなあ。そら多いのはわかるわけやからなあ」

-なかなか佐藤輝の兆しがみえない

「そら見えへん。見ての通りやんか。そんなん、お前。そういう質問はわかってることやから、あんまり…。結果論を言うてもしゃあないやん」

-クリーンアップが無安打

「おーん。もうだから差し込まれのフライばっかりやからなあ」

-森下も3試合ぶりにスタメンに出たが

「いや~ちょっとまたおかしなってんもんな。バット出えへんもんな。なぁ」 

-巨人打線は状態上がってきた

「いや、状態上がってるいうか、今日はオコエなぁ。ほとんど勝負ではオコエにやられたような(もの)みたいやけど。だから、状態上げるようなんやったらあかんわな。最後、浜地にしてもな。ほんま、何とか立ち直るそういうアレをやったけど、しんどいよな。ボールが飛ぶよな、なぁ。ホームラン3本か。ヤクルトからな」

-1点返したあとだけに

「いやいや、2点なあ。1点取って分からへんし、ちょうどな、いい展開いうたらおかしいけど、浜地も立ち直るにはええ点差いうたらおかしいけどな、おーん、そう思たけどな」

-下(2軍)も考える

「そら考えなあかんやろな、こんだけそらお前、えー、結果、投げて打たれとったらな。そらしょうがないわ」

-西勇は

「そうやなあ、だからオコエの相性もな、オコエが一番タイミング合うとったけどな、そこ何とかのー、長野のゲッツーもあったけどな、もう1人な、頑張ってくれとったら分からんかったけどな」

-守備は中継プレーだったり、いいプレーが出たが

「まあでも、お前点取れん…お前1点じゃ、ずっと4試合1点かいな。4試合1点じゃそりゃな、なかなか勝てんわな、うん」

-もう少し辛抱っていうイメージ?

「いや、それはわからん。いや、変えたくないとは言うてないよ」

-久々に出たタイムリーっていうのを今後にどうつなげていくか

「まあタイムリーっていうか、まあそらチャンスもな、ほとんどなかったし。まあな、あそこでまあ残ってクリーンアップやからな。2人ランナー残ってクリーンアップで。まあなんとかな、ピッチャー代わったから。そりゃピッチャーは代わるわな。次、右が続くんやから、そんなん代わるのはもう予定してることやけど、そこでな。やっぱりな、なんとかこうな、もうちょっとええ内容で対応せんとあかんわな。まあ打ち取られ方が悪い。はっきり言うて」

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