DeNAに新加入したトレバー・バウアー投手(32)が、22日のイースタン・リーグ楽天戦(平塚)で来日2度目の先発が有力なことが17日、分かった。

16日の同リーグ西武戦で来日初登板し、4回4安打無失点と好投。ドジャース時代の21年6月以来の実戦だったが、球団計測で最速156キロをマークし、スライダー、カーブなどで6三振を奪って、サイ・ヤング賞投手の片りんを示した。

5月上旬の1軍合流を目指し、さらに球数、イニング数を伸ばすとみられる。

初登板では53球を投げ、速球、カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、新球のスプリットチェンジと全球種を披露。「体の状態もコントロールもボールの動きも良かった」と納得しながら、今後に向け「球数、イニングを伸ばしていく必要がある」と課題を挙げた。着実にステップアップし、準備を整える。