新潟アルビレックスBCは信濃グランセローズに2-7で負け、開幕からこのカード勝ち星なしの4連敗となった。先発の八神辰大投手(22)が初回に3四死球で2死満塁とすると、永沢蓮士遊撃手(25)に走者一掃の左中間適時二塁打を献上。立ち上がりにゲームの主導権を明け渡した。

前日22日の信濃戦で小池智也外野手(23)が右ふくらはぎを痛め、阿部一心外野手(24)は右足首故障。主力を2人欠く布陣での安打10本は、信濃の8本を上回った。だが、投手陣が2回までに5四死球と踏ん張れず、5点差負けにつながった。

橋上秀樹監督(57)は「信濃とやるときはロースコアじゃないと勝てない。投手に踏ん張ってもらわないと…」と苦言を呈した。だが、3番手の深沢史遠投手(23)が3回を無失点に抑えるなど光明も見えた。借金1となったが橋上監督は「まだ始まったばかり」と前を向いた。