西武は延長戦の末に敗れたものの、ベテラン栗山巧外野手(39)が9回に起死回生の同点打で輝いた。

序盤の6失点で苦しい展開も、徐々に迫り、9回にも楽天松井裕の暴投で1点差に。さらに2死二塁。「せっかく巡ってきたチャンスだったので、思い切って。それしかなかったですね」と強い目で打席に入った。

ファウルを2球。「感じてる余裕もない場面だったので」と、とにかく集中。チャンステーマ4が延々と続く中で、4球目のフォークを中前に転がし、同点適時打に。送球間に二塁を陥れると、塁上で渋くガッツポーズ。「いい場面だったので、感情的になっちゃいました」と振り返った。

プロ22年目、同期入団の中村剛也内野手(39)の打棒が爆発する。この日は3戦連続本塁打、1試合4安打。打率3割6分4厘に上げて、規定打席にも到達した。頼もしく見つめる。

「今、すごいハイレベルな打撃してるんで。ええもん見させてもらってるなという思いと、勉強になるなって感じで」

1打席1打席の切り替えのうまさを「すごいですよね。見習いたいです」とたたえながら、自身も今季3本目の安打で存在感を示した。【金子真仁】

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