中日大島宇一郎オーナー(59)は22日、今季ワーストの7連敗で借金14、最下位にあえぐチームについて「まだ100試合はある。我慢のしどころ」と語り、2年目の立浪監督を擁護した。過去10年で20年の3位を除いて全てBクラス。続けて「これだけ低迷しているのだから、すぐに結果は出るわけじゃない」と静観する構えを示した。

開幕を前後して大野雄、ドラフト5位田中らが故障離脱し、助っ人ロドリゲスは失踪。ビシエド、高橋周の不振、新助っ人アキーノの不発がある中、21歳の石川昂や村松、福永の新人コンビらを起用している。両リーグ最多の32失策や、95年以来となる40試合時点での借金14といった苦しい数字にも、「これだけ若い人を使っている。すぐに結果が出ないが、いろんな可能性を示してくれている」と期待を寄せた。

23日からはマツダスタジアムで4位広島との3連戦に臨む。7連敗中は全て先制されており、立浪監督は「投手陣の流れも悪い。全員で踏ん張らないと」と連敗ストップに力を込めた。【伊東大介】

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