先発ヤクルト石川雅規投手(43)がプロ入り22年連続安打を記録した。3回先頭、カウント1-1から阪神先発村上頌樹投手(24)の143キロ直球を流し、左翼線へ運んだ。

10日阪神戦(甲子園)では5回1/3を投げ4安打無失点と好投し今季初勝利と、プロ野球タイ記録となる1年目からの22年連続勝利を挙げていた。

 

▼43歳4カ月の石川が今季初安打を放ち、プロ1年目の02年から22年連続ヒット。投手で22年以上連続安打は、93~16年三浦(DeNA)の24年に次ぎ2人目。三浦は2年目からで、1年目からは53~73年小山(大洋)56~76年米田(阪神)の21年を抜く最長記録だ。

▼野手も含めた1年目からの連続安打記録は89~15年谷繁(中日)の27年で、22年以上は石川で10人目。大卒の選手では92~13年桧山(阪神)に並ぶ最長タイ。また、43歳以上で安打を打ったのは球団初めて。