春季リーグの全日程が終わり、首位打者は明大・飯森太慈外野手(3年=佼成学園)が初めて獲得した。

明大の戦後初の3連覇に貢献した飯森は、打率4割2分6厘。初のベストナインにも輝き「こんなことになるとは思っていなかったので、うれしいです」と喜んだ。

佼成学園から指定校推薦で明大入り。1年生の時には控えのCチームだったが、持ち味の足を生かして昨秋から主力入り。今春は2番打者として47打数20安打。犠打も4、盗塁も7をマークした。「スポーツ推薦ではないので、親にはずっと(野球を)やらせてもらって感謝です。佼成学園の監督、コーチにも報告したい」と話した。

全日本選手権(6月5日開幕)に向けては「見たことのない投手と対戦するので、簡単には打てないと思う。足を生かしたい」と意気込んだ。