DeNAは宮崎敏郎内野手(34)が一時同点の10号ソロを放つも、空砲となった。

1点を追う6回2死、宮崎が楽天田中将のスライダーを左中間席へ運び、8年連続の2ケタ本塁打をマーク。だが7回、3番手で登板したウェンデルケンが先頭の山崎を三塁打で出すと、2死後に変化球がワンバウンド。暴投で勝ち越しを許した。

石田は通算8度目の先発で交流戦先発初勝利を目指したが、5回1失点で勝敗は付かなかった。

チームの連勝は2でストップ。打線は田中将に7回を4安打1点に封じられた。一方で投手陣は8イニング中、6度先頭打者の出塁を許して守備からリズムをつくれなかった。

三浦大輔監督(49)は「守りの時間が長くて、防戦一方でした。切り替えて明日勝って、勝ち越して(横浜に)戻れるようにするしかないですね」と話した。また「左第二足趾(そくし)の炎症」と診断されたネフタリ・ソト内野手(34)はベンチスタートだったが、今後の出場は問題ないとした。