阪神は約3週間ぶりに連敗を喫し、交流戦最初のカードは負け越しとなった。

2回無死一、二塁から渡辺諒内野手(28)の左前適時打で1点を先制。4月14日以来、48日ぶりのスタメン出場で指揮官の期待に応えた。

しかし、直後の回に先発伊藤将司投手(27)が柘植から左中間への2点適時二塁打を浴び、勝ち越し点を献上。5回には川越から右翼席への2ランを被弾した。今季最短となる5回4失点で降板し、初の黒星。6試合目にして初めてクオリティー・スタート(6回以上自責3以内)の達成も逃した。

「7番右翼」で出場したドラフト1位森下翔太外野手(22)は4月4日広島戦以来のマルチ安打を記録。7回には左翼への二塁打を放ち、その後1死三塁と好機が拡大。代打ヨハン・ミエセス外野手(27)の左犠飛できっちり1点を返したが逆転とはならなかった。

9連勝と破竹の勢いを見せていた中、前日5月31日に敗戦。同9日、10日のヤクルト戦以来の連敗で、今季4度目のカード負け越しとなった。3連敗阻止をかけて2日からは甲子園でロッテとのセパ首位対決に臨む。