巨人がパ・リーグ首位のロッテを相手に連勝を収め、交流戦の開幕カードをカード勝ち越しで滑りだした。これで借金を全て返済した。

4番岡本和が貫禄を示した。3回先頭、ロッテ右腕カスティーヨの高め146キロツーシームをスムーズに回転し、左翼ポール際に運んだ。2試合で3発目となる一打に「切れなくて良かった。追加点をあげることができて良かったです」と喜んだ。

1回1死一、二塁には右中間への先制の2点適時二塁打を放ち、前日5月31日の同戦で3安打3打点2本塁打の大活躍の調子をそのままぶつけた。

投げては3年目の山崎伊が粘った。自己最多の119球を投げて7回5安打1失点。制球力を武器とするスタイルだが、初のZOZOマリンのマウンドに苦しみ4四球を与えた。毎回走者を許したが、1失点で踏ん張った。8回を中川、9回は大勢が1失点もリードを守り切って、6月を白星発進した。

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