阪神岡田彰布監督(65)が、4打数無安打に終わった3番シェルドン・ノイジー外野手(28)をバッサリ斬った。

「いや、もう、勝手に打っとるやろ。初球でもなあ。くそボール。ボールばっかりもう、なんぼ言うてもあかんなあ。おーん。あそこで(打線が)切れてしまうから。そら、もう線にならんもんな」

この日は初回、高めのボール気味の球に手を出し空振り三振。3回は右飛、5回2死二塁も右飛に倒れると、バットをたたきつけ悔しさを表していた。8回も初球を簡単に打ち上げ、右飛だった。

「打ちたい気持ちがはやってか?」と問われた指揮官は「打ちたい打ちたいって、そんなに打ってないやんか、今まで。何を言うてんのそんなの。打ちたい打ちたいで、みんな打たれへんで、そんなもん。よっぽど3割30本くらい打てるやつが言う言葉であって、そんな打ってへんやろ? 2割5分で、ちょっとぐらいのホームランやしな」。さらに「他いてるよ。何でよ、そんなの。打てへんならいつまでも使わへんよ」と状態が上向かなければ、スタメンを外すことも示唆した。