2年ぶりにベルーナドームで開催された阪神と西武の交流戦は、1勝2敗で阪神が負け越した。

首位を走る虎を象徴するように、この3連戦で多くの虎党が球場に足を運んだ。ビジターチームは一塁側ベンチ。右翼席は試合前からチケットがほとんど売り切れ、空席が目立った左翼席とは対照的だった。

この日、最も盛り上がったのは8回1死一、二塁で迎えた5番佐藤輝明内野手(24)の打席。2年前には1試合3発を放ったスラッガーに大声援でチャンステーマを送ったが、二ゴロに倒れた。前夜には連勝が9で止まり、この日も敗戦。それでも、埼玉の虎党の応援が存在感を示した。