前戦で12連敗から脱したヤクルト打線が「連敗トンネル」がウソのように序盤から爆発した。

初回は1死一塁から青木宣親外野手(41)が、カウント2-2で楽天早川の147キロ直球を捉え、左翼席へ1号2ランを放ち先制した。「追い込まれていたが、しっかりと押し込むことができた。先制することができて良かった」と語った。

2回は中村、オスナ、長岡の3連打で1点を追加後、1死二、三塁で1番山田哲人内野手(30)がカウント1-1から、早川の134キロチェンジアップを左翼席に運び7号3ラン。「少しタイミングをずらされましたが、うまくバットにのせることが出来た。追加点が取れて良かった」とキャプテンのバットでペースを握った。

3回には村上、サンタナ、オスナの単打などで2点を追加し、この回までにスタメン野手が全員安打となる9安打を放ち8点を奪った。