阪神大山悠輔内野手(28)が初回1死一、二塁で、ロッテ種市からセンターバックスクリーンへの先制6号3ランを放った。2ボール2ストライクからの5球目のスライダーを捉えた打球は、懸命に追いかけるロッテの中堅・岡の頭上でぐんぐん伸び、バックスクリーンへ。7試合ぶりの本塁打となった。いきなりの3点の援護に、先発の大竹もキャッチボールの手を止め、拍手を送った。

大山は昨年の6月3日日本ハム戦(甲子園)で、プロ2度目の1試合3アーチを放った。今年はバックスクリーン弾で「大竹に少しでも楽な展開で投げてもらいたかったので、打ててよかったです。追い込まれていましたが、浮いてきたボールをしっかり仕留めることができました」と援護弾を振り返った。