広島が小技を絡めて奪った得点を守り抜き、連敗を止めた。1回に西川の右前打で先制すると、6回は投手森下のバントに三塁走者田中が好判断で本塁に生還して追加点を奪った。7回も西川の適時打にスクイズと2点を追加した。9回は矢崎が乱調で走者をためて降板するも、代わった島内がソフトバンクの反撃を2失点にしのいだ。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

-今日の試合を振り返って

新井監督 まずは森下が今日も素晴らしい投球だったと思います。それをリードした会沢も、ホークスの強力打線に的を絞らせない、いいリードだったと思います。

-追い上げられた9回は島内投手が踏ん張った

新井監督 あそこは本当に難しい場面だと思うんですよね。向こうに勢いが完全にいっている中で。よく(あの)打順、展開で抑えてくれたなと思います。

-森下投手は制球に苦しんだ面もあった

新井監督 相手は強力なホークス打線なので、慎重に行っていたのでしょう。そういう中でアツ(会沢)のリード、四隅にいろんな球種を(投げさせて)的を絞らせなかったリードも素晴らしかったと思います。

-森下投手は打撃でも存在感を見せた

新井監督 投げて良し、打って良し、大活躍ですね。ずっといい投球をしていて、(今日も)素晴らしい投球だったと思いますよ。大車輪の一日でしたね。

-林選手は直前のミスを挽回する二塁打で得点につなげた

新井監督 いつも言っているようにミスした次が大切。それを取り返す気持ちを見せてくれたら。ミスをしてもいいというわけじゃないけど、ミスから学ぶこともある。特に若い選手はミスをできると言ったらおかしいけど、特権だと思う。そこをとやかく言うつもりはない。何とかという気持ちも出ていた。

-19年以来のソフトバンク戦勝利

新井監督 19年以来? 何連敗していたの?(2分け挟んで5連敗)。そんなの関係ない。

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