西武平良海馬投手(23)が4日のDeNA戦(横浜)に先発する。

先発転向1年目の今季は、ここまで4勝1敗と好調を維持している。今回の交流戦ではリリーフ時代には見られなかった“打者平良”の場面もやって来る。

右投げ左打ちで、ベルーナドームでの打撃練習では外野フェンス近くまで打球を飛ばすこともある。八重山商工(沖縄)時代の高校通算本塁打については「20本以上は絶対に打っています」とのことながら、正確な数字は不明という。

故郷であり、八重山商工高もある沖縄・石垣島には八重山高、八重山農林高と高校は3校のみ。費用負担が大きくなるため、沖縄本島への遠征は頻繁には行えない。必然的に3校間での練習試合が多くなる。「同じところとずっとやっているので(本塁打を打っても、投手はまた)こいつか、みたいな感じで」と笑った。

技術や配球にも強いこだわりがある平良。「もし“投手平良”と対戦するなら何を狙いますか?」と質問すると、頭をめぐらせてから「そうですね…」と、自身の6球種のうちの1つを理由とともに挙げていた。【金子真仁】

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