日本ハム加藤豪将内野手(28)が、3回に巨人松井から中前打を放ってデビュー戦から8試合連続安打とし、プロ野球記録を樹立した。これまでは18年清宮幸太郎(日本ハム)の7試合がドラフト制後では最長。

デビューから6試合連続安打となった2日巨人戦(東京ドーム)の試合後には「清宮って聞いたら…勝ちたいですね。清宮は大好きなので」と話していた加藤豪が有言実行で、仲良しな清宮の記録を更新した。

ちなみに連続試合安打は打席がない試合を挟んでも途切れず、打席なしの出場を含めると15年小田(オリックス)が守備固めの1試合を挟みデビューから9試合連続安打を記録した例がある。

◆加藤豪将(かとう・ごうすけ)1994年(平6)10月8日生まれ、米カリフォルニア州出身。両親は日本人。幼少期を日本で過ごした後、同州サンディエゴで育つ。ランチョバーナード高から13年ドラフト2巡目(全体66位)でヤンキース入団。19年にマーリンズ、21年パドレス移籍。22年にブルージェイズとマイナー契約し、初のメジャー昇格で8試合に出場。7打数1安打(打率1割4分3厘)。同5月からメッツ傘下。同10月のドラフトで日本ハムから3位指名された。185センチ、91キロ。右投げ左打ち。