西武が6回に4安打を集め4点を先制した。

5回まではDeNAガゼルマンのスライダーに要所を締められていたものの、6回は1死後に外崎がフルカウントから四球で出塁。4番渡部がバットを粉砕されながらも左前打にし、マキノンが四球で満塁。6番に入る川越が左翼へ2点適時打を放った。

川越は球団広報を通じ「とにかく積極的にスイングしようと思っていました」とコメントを寄せた。川越の後、さらに若林が安打でつなぎ、古賀が2点適時二塁打を放った。古賀は「次は(投手)平良の打順だからお前が決めてこい、とベンチから送り出されたのでとにかく積極的に」とコメントを寄せた。

今季の西武は山川、中村と長距離タイプの離脱が相次ぎ、得点力不足に苦しんでいる。1イニングに4得点以上したのは、4月18日のソフトバンク戦(東京ドーム)の5回に5得点して以来36試合ぶりで、今季3度目となる。