両軍計24奪三振の投手戦を虎が制した。阪神才木浩人投手(24)が初の9回完封勝利を飾り、ロッテ先発佐々木朗に投げ勝った。最終回には2死から連打で一打同点のピンチを招いたが、最後は自身最多12個目の奪三振で締め、今季4勝目を手にした。

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直球の“ノビ”はゲームでも変わらない。人気野球ゲーム『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』(コナミデジタルエンタテインメント)の第9回アップデートが5月25日に行われ、才木の能力が強化された。157キロへの球速増に加えて特殊能力の「ノビ」がDからCにアップ。KONAMIの「パワプロ2022」制作チームは「今シーズンは速球の空振り率が11%と高水準であり、球威で押せていることから」と理由を説明した。

実際、この日の試合でも空振りを奪った全15球のうち7球が直球。割合は46%を超える。3者凡退に仕留めた初回は全て直球でボールの下をたたかせ、ポップフライに仕留めていた。

能力アップを伝え聞いた才木は「自分でもめちゃくちゃ思っていました。真っすぐの割合は多分60%とか70%で多い。その割に11%とか10%を超える空振り率が取れているから、すごくいいなというのはあった」と納得顔。小中学生時に自身も遊んだというパワプロ。「そこ見てるんだって、ちょっとびっくりしてます」と、照れ笑いで制作チームの調査力に驚いていた。【阪神担当=波部俊之介】

 

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ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2021年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。 Japan Baseball Date(株)

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