阪神中野拓夢内野手(26)が7日、3月のWBCで侍ジャパンのメンバーとして3大会ぶりの世界一に貢献したことをたたえられ、母校・東北福祉大の特別功労賞を受賞した。この日、宮城・仙台市内の同校で授与式に出席。千葉公慈学長から賞状が贈られ、中野からはサイン入りの代表ユニホームを2着寄贈した。

中野は白のシャツに爽やかな青色のネクタイを着用。同大学史上初となる特別功労賞に「うれしいですし、今後の活躍が大事になってくると思うので、さらに気を引き締めていきたい」とコメントした。大学時代に4年間過ごしたキャンパスには、卒業して以来初めて訪れたという。「懐かしいと思いながら。(後輩たちに)これからも夢と希望を与えられたら」と力を込めた。

前夜の楽天戦でチームは敗戦も、中野は猛打賞と気を吐いた。地元山形から両親も観戦する3連戦。東北のファンへ向け、勇姿をアピールする絶好の機会となる。「“アレ”に向かっていくだけだと思う。これからも自分らしくやっていきたい」と意気込んだ。

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