西武隅田知一郎投手(24)が中盤の粘り腰で9勝目を挙げた。

1回はロッテ荻野、中村奨、石川慎から三者連続三振を奪うなど、4回まで二塁を踏ませず。3点リードの5回、連続四球と安打で1死満塁のピンチを招くも粘り切った。マウンドで「完璧なボールじゃなく、低めに低めに」と言い聞かせ、荻野を内角低め135キロスプリットで二飛、中村奨もスプリットで三ゴロ。窮地を脱し、この試合初めてガッツポーズが出た。6回を2安打8奪三振無失点の好投に「腕を振って投げられている球は全球種良かった」と納得の表情だった。

ルーキーイヤーの昨季は1勝10敗。先発で記録した9敗のうち、6試合で4回と5回に複数失点を喫した。今季は白星を挙げた試合で中盤の複数失点はなし。今季の投球を振り返り「昨シーズンは中盤で粘りきれずにマウンドを降りてしまった。中盤しっかり乗り切れば今日みたく6回投げられる。そこが大きな違い」と自信を持って話す。昨季の1勝から2ケタ10勝へ。次戦も襲いかかるピンチを切り抜ける。【黒須亮】

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