阪神ドラフト1位森下翔太外野手(23)が強肩で両親が見守る甲子園を沸かせた。0-0で迎えた7回2死一、二塁。DeNA代打宮崎の右前打をすかさず処理し、本塁へ送球。ボールはワンバウンドで捕手坂本の構えたミットに収まる好返球だった。二走大和を本塁で完璧にタッチアウト。首脳陣はバックホーム体制を指示していなかったが、見事に刺した。

「チャージもしっかりできたし、いい形で捕れた。あとはもうホームに向かって投げるだけだったので、アウトになってよかった」

球場は好プレーに拍手喝采。「守備は100%目指せると思う。そこを目指してやっていきたい」と気を緩めない。

両親も感無量だった。父善文さん、母ゆりさんが念願の甲子園初観戦。タテジマのユニホームで躍動する姿に2人は笑顔だった。父善文さんは「満員の甲子園でプレーしている姿に感動した。完璧なレーザービームが見られただけでおなかいっぱいです。楽しそうに野球をする姿をこれからもたくさん見せてほしい」と喜んだ。

親孝行プレーを見せた背番号1は「これからも何回も見に来てもらって楽しんでもらえれば」。感謝の気持ちを込めながら、照れくさく笑った。【三宅ひとみ】

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