左脇腹の筋挫傷でリハビリ中の阪神湯浅京己投手が19日、鳴尾浜で本格的なブルペン投球を再開した。福原2軍投手コーチも見守る中、捕手を座らせて全力で30球。「確認程度で」フォークを2球、縦変化のスライダー1球も交えた。「悪くなかったです。いい感じで投げられていた。出力的にも問題なく、違和感なく投げられている。順調です」。

7月30日のウエスタン・リーグ広島戦(丸亀)で登板時に同箇所を負傷した。8月31日からキャッチボールを始め、傾斜を使っての立ち投げは約1週間前から再開。順調に段階を進めてきた。

今後は状態を見ながら再度ブルペンに入る予定。9月中に問題なく実戦復帰できれば、10月からのフェニックスリーグ参加も目指す。「状態を見ながら、少しでもおかしかったら投げずに。ポストシーズンに合わせて、しっかり準備したい」。慌てず慎重に、まずは実戦復帰を目標にする。