阪神ヨハン・ミエセス外野手が爆笑の「ヘッスラパフォーマンス」を披露し、雨天中止の神宮球場を大いに盛り上げた。
坂本が三塁側ベンチからスライディングのジェスチャーを送り、一塁側ベンチのヤクルト中村らが反応。OKサインをもらい、ドミニカン助っ人に白羽の矢が立った。「みんなから教えてもらった。中止になって、ファンの人が楽しんでもらえれば」と照れ笑いだ。
ヘルメットをかぶり、バットを持って打席へ。一、二塁ベースに目がけてヘッドスライディングすると、ナインは大爆笑。二塁ベース付近では意表を突く帰塁も2度かました。最後は三塁ランナーコーチャー役の糸原が腕を回す中、本塁へダイブ。ナインからハイタッチでねぎらわれた。前日21日の巨人戦では特大の5号ソロ。思わぬ形で2戦連続のダイヤモンド1周を決め「もちろんホームランの方がいいね」とニヤリだ。
この日は「6番左翼」で先発予定だった。翌日の23日ヤクルト戦に向けて「ファンの人を楽しませるために(野球でも)活躍したいね」。取材中には岡田監督からちょこんとお尻をつつかれる場面も。誰からも愛される男が今度はバットで沸かせる。