楽天打線が沈黙し、連敗となった。

2回に史上7度目の1イニング2併殺を記録するなど、日本ハム先発金村に6回2/3を3安打と封じられた。7回2死一、二塁では、今季1軍初昇格、初出場の代打銀次が2番手河野に対し二ゴロに倒れ、チャンスをいかせなかった。3点を追う9回も1死一、三塁で、岡島と辰己が2者連続で空振り三振。あと1本が出なかった。石井監督は「もう一度精査してしっかりと。今悪いことを言おうと思えば言えますけど、そういうことじゃなくて、ちゃんと試合の振り返りをして、いろんな判断はしたいなと思います」と打線の活性化を求めた。

3位ソフトバンクとの差が2に広がった。今季は残り12試合。逆転CS進出へ向けて手痛い1敗となった。

▼楽天が2回に2本の併殺打を記録した。無死一塁で阿部の遊ゴロは遊撃-二塁-一塁と転送されたが、一塁手のマルティネスが落球する失策(打者の記録は併殺打)。1死一塁で次打者の小郷が投ゴロ併殺打に倒れた。1イニング2併殺打は21年4月28日西武戦のロッテ以来、プロ野球7度目のタイ記録(パ・リーグ4度目)。

▽楽天銀次(7回2死一、二塁で代打として今季初出場も二ゴロ)「なんとか流れを変えたかった。自分の中でも熱いながらも、やっぱり冷静にいかなきゃダメと思っていたので。次頑張ります」

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