中日が11月の秋季キャンプをナゴヤ球場、バンテリンドームの併用など地元に一本化して行うことが24日、分かった。当初は昨年と同様に一部若手を沖縄、他選手をナゴヤ球場に分ける分散キャンプが予定されていたが、15日に来季続投が正式に決まった立浪監督が、遠隔地との分散開催ではなく地元集約で全選手に目を配ることを希望。地元一本化が決まった。

監督就任直後の21年秋はナゴヤ球場のみの秋季キャンプだった。スペースの確保のため投打を午前、午後に分散。今回はバンテリンドームを併用することで、スペース、時間の問題も解消。全選手に濃密な練習環境を与える。

来季に向け、指揮官は「全てにおいて課題がある。もう1年必死にやる」と不退転の決意を表明。加藤球団代表も「3年目は待ったなしの状況。歩みを止めないで3年目に向かって改革を推し進めてもらいたい」と指揮官をサポートする。

バンテリンドームは11月中旬以降に、コンサートなどのイベントが一部予定されている。練習スペース確保へ、愛知県内の野球場、競技場などを利用して、キャンプ地確保も同時に調整している。

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