阪神が中日に逆転負けを喫した。先手を取ったのは阪神だった。2回、先頭の佐藤輝明内野手(24)が中日先発梅津から左中間へ22号ソロ。豪快な1発で先制した。

しかし、先発村上頌樹投手(25)が直後につかまった。2回1死から石川昂、木下に短長打を浴び二、三塁。ここで龍空にセンター前に落ちる適時打を許し2点を奪われ逆転された。

村上は5回2失点で降板したが、規定投球回数をクリア。防御率1・75としてタイトル獲得を確実なものとした。

打線は佐藤輝の1発以降は梅津らに抑え込まれた。

◆村上のライバル セ防御率2位のDeNA東は、今季156イニング1/3を投げ自責点37、防御率2・13。村上の1・75を逆転するには、最低でもあと35イニングを投げ、自責点0が求められる。DeNAは今季残り6試合しかなく、村上の初タイトルは決定的だ。

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