阪神大山悠輔内野手(28)に待望の1発が生まれた。0-0の4回1死二塁の第2打席。フルカウントから左腕高橋の144キロ直球を振り抜いた。
「追い込まれていましたが、しっかり自分のスイングができたと思います。甘いボールを1球で仕留めることができてよかったです」
左翼フェンスを悠々越える先制16号2ラン。チームに26イニングぶりの適時打をもたらした。
前日25日中日戦(バンテリンドーム)後には、岡田監督から「大山にしてもな。ひどい」と、厳しい言葉を受けていた。23日ヤクルト戦(神宮)以来、12打席ぶりの安打でゲキに応えた。