ソフトバンクが3年ぶりのウエスタン・リーグ優勝へマジック「1」とした。

広島戦(由宇)で4-4の6回1死一、二塁で、背番号155の育成仲田が勝ち越しタイムリー。同じ育成2年目の左腕、新家の外角直球を右前にはじき返した。「後ろにつないでいく気持ちだった」。初回にも右前打を放ち、2安打1打点の活躍。シーズン通算でも打率を2割9分に上げ、「2軍で3割を残すことをまずは目標にしてきた。その数字に近い数字は残せている」と納得の表情を浮かべた。

チームは27日の広島戦に勝つか、2位オリックスが敗れるかで、14度目の優勝が決まる。「昨年は優勝できなかった。勝って(小久保監督を)胴上げしたい」と言葉に力を込めた。就任2年目で初Vとなる小久保2軍監督は「残り15試合の時から選手に『優勝を意識して』といういう話しをしてきた。その中で(マジックを)減らすことができた。ここまできたら自力で」と勝利の舞いを誓った。【佐藤究】

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