西武ディートリック・エンス投手(32)が4回5安打4失点で降板し、4月16日日本ハム戦(エスコンフィールド)以来の今季2勝目を逃した。

初回に投じた直球10球のうち7球が150キロ超えと、立ち上がりから直球に勢いがあった。しかし1点リードの1回1死からロッテ藤岡に151キロ直球を左前にはじき返され、続く石川慎には真ん中低め134キロチェンジアップをバックスクリーン右に逆転2ラン。3回2死からはポランコに真ん中に入った137キロカットボールを右翼席にたたき込まれた。4回は先頭の岡に死球を与えると、二盗と二ゴロで1死三塁の好機をつくられ、松川にスクイズを決められた。5回からは2番手で青山がマウンドに上がった。

来日1年目の昨季は10勝を挙げる活躍を見せたが、今季は試合前時点で11試合に登板し、1勝9敗と苦しんでいた。

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