国学院大は亜大に敗戦し、優勝の可能性がなくなった。

先発したドラフト上位候補の武内夏暉投手(4年=八幡南)は、初回から低めにまとめ、5回まで毎回奪三振。だが、1点リードの6回に安打と自らの失策で2死二塁とし、適時二塁打で同点に追いつかれた。7回5安打7奪三振1失点で降板。「序盤は自分の思い通りのピッチングが出来ていた。失点したところは自分のミス絡みで失点しているので悔やんでる」と肩を落とした。

試合は無死一、二塁から始まる延長タイブレークにもつれ込んだ。3番手でマウンドに上がった新名凌馬投手(3年=大分舞鶴)は10回1死二、三塁から右翼への適時二塁打を浴び2点を献上した。その裏、チームは1点を返すも追いつくことは出来なかった。

鳥山泰孝監督(48)は「しびれる場面が続くと思いますけれども、いかにして自分を見失わずに自分達のプレーをやりきるかだと思う」と明日の2戦目に向けて語った。