阪神が逆転勝ちでCSファイナルステージ初戦白星スタートだ。リーグ1位の1勝のアドバンテージを含め2勝0敗となった。先発村上頌樹投手(25)は6回1失点。打っても同点の5回1死一、三塁から一塁線に勝ち越し適時二塁打を放ち、投打で初戦勝利に貢献した。岡田彰布監督(65)の試合後のテレビインタビューでも一問一答は以下の通り。

(テレビ)

-CS初戦のゲーム運びはどうだったか

「いやいや、(広島先発の)九里もね。最初、コントロールがよかったですよ。今日はね。だから、当たりというかねえ、それも正面ついたり…。まあ、でも先に1点取られたですけど、すぐにね、やっぱり(4回の)森下のホームランは大きかったですよね」

-先発村上の初戦起用と投球について

「いや、今日はフォアボール3つでしょ。ねえ。今年一番多かったんじゃないかな。3つも出して。まあ、慎重になるのは当然だし、いつも球数少ないんだけど、結構球数いってたんで。6回100球かなあという感じでね、見てたんだけど。まあ1点取られた後、すぐ追いついて、それからまたちょっとギア上がったですね」

-同点の5回1死一、三塁での村上の打席で代打もあるかなと思ったが

「いやいや、もう全然、全然。もう誰も用意してなかったです、その時は」

-そのまま打たせた村上が勝ち越し打

「いや、バッティングいいんでね。まあ、ゲッツーだけは打つなと思ったんだけど。まあ、いいところに飛んだですね」

-近本も続いた

「まあヒットもねえ、あの回だけみたいな感じで。まあ集中力というか、一番いい時にタイムリーが出たですよね」

-少し実戦から離れる期間が長かった

「そうですね。まあ打つ方は心配してたんですけどね。おーん。まだヒットが出てない選手が多いんだけど、勝ったことによってね、明日以降、もうちょっとね、どっしりいけるんじゃないですかね」

-何度もCSは特別なことをするわけではないと言ってきた。

「いや別に、普通どおりですね。別に何も、(5回の)近本の盗塁ぐらいですね。サインは」

-この状況で普通のことを普通にするのは難しいのでは

「まあゲーム運び的にはシーズンと同じような感じでいけたので、ヒットが出なかった人は明日以降に出るとは思いますけど」

-アドバンテージを含めて2勝のスタートになった

「ブルペン陣もね、なかなか実戦感がなかったと思うんですけど、すごくいい調子で。ちょっと1回投げさせたいんでね、(島本を)ワンポイントとかそんなんいったですけど、まあ明日は伊藤(将)なので、まあね、今日の村上のピッチングを見て伊藤も発奮するんじゃないですか」