井端ジャパンが巨人戦で“初陣”を果たす。

侍ジャパン井端弘和監督(48)が19日、巨人阿部新監督に就任のあいさつのため川崎・ジャイアンツ球場を訪れた。選手、コーチとして所属した古巣で、新指揮官同士コミュニケーションをとった。阿部新監督からは「全面的に協力を惜しまないようにします」と伝えられ、宮崎強化合宿中の11月10日をメドに練習試合を行う方向で、日程調整を進めている。

11月開催予定のアジアプロ野球チャンピオンシップでは、巨人から門脇、秋広、赤星らをメンバー候補にリストアップ。特に門脇は同じ遊撃手として注目しており、守備面で「安心できるので一発勝負というところで頼もしい存在。国際舞台で活躍するタイプ。1年目からああやって自信もってできるのは、自分にもなかった」と高評価を示した。

◆侍ジャパン監督の初陣 13年10月に就任した小久保監督は、11月8~10日に台湾代表と強化試合3試合。初戦(台湾・新荘)は4-2で勝利し、3勝0敗だった。17年7月に就任の稲葉監督は、11月12日に日本ハムと練習試合(宮崎・清武)を行い、3-3で引き分け。翌13日西武との練習試合(同)は6-0で、初勝利を飾った。21年12月に就任した栗山監督は、22年11月5日の日本ハムとの強化試合(東京ドーム)が初戦で、5-4の白星発進。