阪神は23年のドラフト会議で支配下選手6人、育成契約選手2人の計8人を指名した。岡田彰布監督(65)は「100点でええよ」と満点自己採点。指名選手の一覧と総括の一問一答は以下の通り。

【ドラフト会議の阪神の指名選手一覧】

▼1位青学大・下村海翔投手

▼2位四国IL徳島・椎葉剛投手

▼3位仙台育英高・山田脩也内野手

▼4位東海大熊本星翔高・百崎蒼生内野手

▼5位JR西日本・石黒佑弥投手

▼6位大経大・津田淳哉投手

▼育成1位 日本海リーグ富山・松原快投手

▼育成2位福島圭音外野手

-1位の青学大・下村は「ハマった」と

「そうなやなあ。予定通り」

-投手はみんな右投手

「そうそうそう。もう、左はいらんかったからな。今年に関してはな」

-年齢的に似通った

「そうそうそうそう。まあ、な。他の球団の動向というか、シミュレーションというかな。だいたい、思った通りの、他の球団もな。指名のあれも。まあ、ある程度、予定通りとれたよな」

-点数は100に近い

「まあ、100点でええよ。ピッチャー4、内野手2も、うちは内野手はだいぶ(戦力外で)辞めたからな。それはもう、最初から、4、2は予定通りやったから。それはとれたから」

-1位の下村はきょうのどの段階で決めた

「いやいや、昨日から大体っていうかな。最終的には今日やけどな。今日の昼やけど。それは、相手の動向やんか。相手の出方も(みて)、ある程度な。発表してないとこのほうが多かったからな。それはもう、うまいことくぐり抜けるというか」

-下村は最高評価してた4、5人に入ってる

「そら入ってる、入ってる」

-カットボールがえぐいと

「そう、そらスカウトの報告も入れてな」

-数日前に「どっちみち関西」の選手と言っていたがそこに繋がっていたのか

「西宮(出身)やろ? 関西の選手やん」

-ヒントをくれていたのか

「そうやん。それでも誰も(記事)書かんかったけどな。それがわからんようではなあ。関西結構おるやろ、次のあれもな」

-西宮出身も阪神にとっては大きかった

「いや、後から知ったんよ。出身はな。ちょうどええんちゃうかなと」

-制球もいい

「おーん。コントロールいいんよ」

-村上と似たようなタイプか

「まあだからなあ、175(センチ)ぐらいしかないんかな、背丈はそうないみたいだけど、同じようなタイプちゃうかな、ボールのキレっていうかな、真っすぐは村上までいけへんみたいやけど、カットボールというかな、そういう武器があるみたいなそういう報告受けとったからさ」

-基本的に先発か

「いやそらもうみてからよ、そんなんまだまだ。でも同じような年代のピッチャーがな、結構、今年含めて、ええ意味のそういう競争っていうか、なると思うよ、それは、ピッチャーに関してはな」

-ピッチャーはみんな同い年

「ああそう、ほんまに? そこまではそないして考えてはと取ってない取ってない(笑い)。みんな同い年なんや、ああそう、そんなうまいこと取ってないよ。それはまあ最終的にはたまたま。いこうとしてるものが残ってなあ、後は3巡目4巡目5人目となってきったら、いこうとしてるのが残ってたからいったというか」

-高校生の内野手2人は

「いやいや、内野手なあ、(日本シリーズの)40人枠つこたら、フェニックス(リーグ)の内野手おらへんからなあ。今年はなあ、内野手はちょっと(戦力外で)やめたからな、それはもう当然編成的にも補強せなあかんし、まあ、どっちか言うたら右打ちの内野手な、結局は。左ばっかり、右投げ左打ちいうのが多いからな、やっぱ。ショートは要するに他のところでつぶしがきくからな、ショート守れとったら。そういうのも含めての内野手よ」

-徳島インディゴソックスの投手は速い球が魅力

「そら魅力や、そら。徳島のインディゴは取ってないで、椎葉やで」

-この1年で伸びた

「うん。いや、めっちゃ評価高かったよ。『残っとけ、残っとけ』思ってた。『いくな、いくな』って思ってた、それは」

-日本シリーズの出場資格者が発表され、梅野がメンバー入り

「うん、入れてる。入れてる。梅野も湯浅も入れてるよ。そら出る出んは別で、一応、登録はしてるということやん。驚異的な回復になるかも分からんやん、2、3日で(笑い)。分からんけど」

-1年間戦ったメンバーという意味も

「当然よ、それは。ベンチ入る入らんは、また別やけど。登録しとけば、ベンチに入れるから」