優勝に王手をかけていた早大は黒星を喫し、1勝1敗で第3戦へもつれることになった。今秋2試合目の0封負け。小宮山悟監督(58)は「できれば今日、決めたかった。明日もう1回チャンスがあると思って。加藤(孝太郎)を早慶戦の勝利投手で終わらせてあげたい」と“優勝決定戦”を見据えた。

28日に3番手として1回2/3を投げて勝利投手となっていた伊藤樹投手(2年=仙台育英)が、連投で先発。立ち上がりは高めに浮く球もあり、初回にいきなり無死満塁のピンチをつくると連打で2失点。2回以降は立ち直り、5回を被安打7の5奪三振、2失点。「今日、勝つつもりだった。初回にバタついてしまったのがすべて。自分のボールが高かったのもあるし、相手の対策とかみ合ってしまった」と反省していた。

勝ったチームが優勝する第3戦。投げれば3連投となる伊藤樹は「何イニングでも投げます」ときっぱり。森田朝陽主将(4年=高岡商)は「絶対、加藤に勝ちをつけて、優勝します」と力強く話した。