ストップ菊池! 23年度「三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞選手が10日、発表され、セ二塁手部門で阪神中野拓夢内野手(27)が初受賞した。

昨年、二塁手で歴代最多の10年連続10度目となる受賞を果たしていた広島菊池涼介内野手(33)を止めた。菊池が受賞していれば、セ・リーグでは初となる11年連続受賞となるところだった。中野が110票、菊池が107票で、その差わずか3票差。大接戦を制して、中野が栄誉をつかんだ。

中野はプロ入り後2年間は遊撃のレギュラーを務めていたが、岡田監督のもと今季から二塁にコンバート。俊足を生かした広い守備範囲で何度も華麗なプレーを披露してきた。全143試合フルイニング出場し9失策。守備率9割8分8厘は二塁手でリーグ3位だった。

阪神の二塁手の受賞は11年平野恵一以来、12年ぶり8度目。生え抜き選手に限れば03年今岡誠以来、20年ぶりとなった。

 

【セ二塁手部門の投票数】

<1>中野拓夢(阪神)110票

<2>菊池涼介(広島)107票

<3>吉川尚輝(巨人)70票

<4>牧秀悟(DeNA)10票

<5>山田哲人(ヤクルト)3票

 

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