ENEOSが2年連続2回戦を突破し、8強入りを果たした。

先発は、西武ドラフト7位指名の糸川亮太投手(25=立正大)が登板。6回86球を投げ、2安打無失点で試合を作った。「1球ずつ全力で投げている。球種で緩急をつけた。6回2死一、二塁ピンチは絶対粘ろうとベストボールを投げ続けました」と振り返った。

打線は、同点の8回1死三塁に9番・村上貴哉外野手(26=明大)の左前適時打で勝ち越しに成功した。

スタンドには同じ西武から6位指名を受けた皇学館大の村田怜音内野手(4年)が観戦した。

身長196センチ、110キロの右の大砲は「同期とはいえ、キャンプの紅白戦で(糸川と対戦が)当たるかもしれないですね」とくぎ付けになっていた。糸川は「あの大きい子ですよね。同期になるので、一緒に頑張りたいですし、(紅白戦なら)当たれば飛ぶと思うんで、当たらないように」と笑いを誘った。

2年連続4強入りをかけた次戦は、16日に13日第3戦目のHonda熊本とトヨタ自動車の勝者と対戦する。【中島麗】